IN FOCUSVol.3
LETTER RIBBON
HORSE SHOE
THE CRIMIEが手がけるアイテムの誕生秘話からスピンオフ的な裏話まで、
ちょっとタメになる、をテーマに幅広くお伝えするコラム。
早いもので3回目、少々趣旨を変えてフォーカスするのはTHE CRIMIEが誇るファインジュエリー。
中でも蹄鉄のモチーフとレタリングリボンを組み合わせたホースシューコレクションについて今回は少々お付き合い頂ければと。
唐突で申し訳ないのですが、好きなアクセを着けない生き方って、人生半分以上損していますよ。って、言うと極端ですかね(笑)。でも、アクセが有るのと無いのとじゃ人生が随分変わるんじゃないかなぁと思う次第。昭和の時代、ビジネスマンのアクセサリーは結婚指輪と腕時計のみ、なんて言われてきたワケですが、そんな価値観を今も継承する現代日本って、どこかで時でも止めたんですかね(苦笑)。一度きりの人生、誰かが作った旧式の価値基準で今を生きるって本当に無意味。スーツを着ようが、着まいが関係なく、アクセの一つや二つ着けても仕事に支障が出るワケじゃないし、着けてモチベーションが上がるなら何ら問題ないでしょう。はい、これ以上言うと炎上しますね、やめておきます(汗)。
そんなワケで、アクセにも・選ぶ本人にも罪はないので好きに生きましょうよ、ということで早速自分にピッタリなモチーフ選びがネクストステップに。ここがまあまあ難しい、一撃でセンスが問われますからね。
しかも、大人になると毎日身に着ける物をカタチだけで選ぶのはナンセンスの極み。選ぶ物にはしっかり意味を持たせたい、そんな人が多いハズでしょうし。そこで提案したいのが、ホースシューのモチーフというワケです。
西洋では古来より“魔除け”と“幸運を呼び込む”両方の意味合いで重宝されてきたのは広く周知されて久しいかと。(ヨーロッパの家の玄関ドアに大きな蹄鉄がついたのを見たことがある人も多いんじゃないでしょうか)そんなホースシューのモチーフを“レタリングリボン”で組み上げたのがTHE CRIMIEのコレクション。なにゆえレタリングリボンかと言うと、<人生を刻み自分だけの物語にしていく>という意味を込めたから。商品提供者としてのブランドが、購入者の方々へ幸運のメッセージを込めて製作した商品って、シンプルにロマンチックじゃないですか(笑)。蹄鉄は幸運を呼び込み、レタリングリボンには幸運の物語になることの願いを込めてある。この2つの掛け合わせって、最強無敵のドリームタッグ。
年度初めのこの4月、心機一転するなら洋服でも髪型でもなく、ホースシューのアクセにしてみてはいかがでしょう? 麗らかな春の日差しに輝くジュエリーを身に着ければ、今日も明日も明後日も、きっと良い日になるでしょう。なんかの歌の歌詞みたいな言葉の羅列で少々気恥ずかしいですが(苦笑)、そのくらい日常が華やぐハズですよ。
Mr.T
数々の国内外著名ブランドのコンサルからPR、原稿執筆まで縦横無尽にファッション業界で活躍するスペシャリストでありファッションアディクト。その生態は……。